ドイツ・エルツ山地にあるザイフェンから、玩具職人さんが来てくれました。
ライフェンドレーエンという技術を見せてくれます。
道具をたくさんドイツから持って来てくれました。
手前にあるのが工房の代表作、キャンドル立てです。
たくさんの人が見に来てくれました。
クリスチアンさんと、息子のアンドレアスさんが、貴重な技術を見せてくれます。
木を削るための刃物を手入れします。
加工に適したトウヒという木の丸太を使います。
ロクロに取り付けて削り始めます。
ロクロの回転は早くありませんが、削るには力が必要です。
木は湿っている生木の状態で加工します。
削られた木の匂いがしてきます。
ガイドを使って、同じ大きさに削れるようにしています。
丸い輪に削られました。今日は上手く出来たようです。
クリスチアンさんには、この輪の中に動物が見えるそうです。
バウムクーヘンのようです。
ナイフをあてて、縦割りにします。
断面に動物のかたちが現れます。
ひとつの輪から、60個の「原型」を割り出します。
とっても興味深い技術です。
天使、動物、さまざまな原型をつくります。
原型を加工して、右のような「馬」に仕上げます。
原型は乾燥させて保管しますが、加工段階ではまた水に浸して生木の状態に戻します。
アンドレアスさんが、よく切れるナイフで立体的に削り出していきます。
少ない工程で効率よく、手作業の良さが出来るように工夫しています。
馬らしくなってきました。
次は色を塗っていきます。
尻尾を貼り付けた原型に、色を塗ります。
筆や木の棒で着色します。
普段から動物をよく観察するようにしています。
1頭の馬が仕上がりました。
伝統的な工法でつくられた玩具を、これからも楽しんでくださいね。
ヴェルナー工房ショップも開店しました。
ほかにもいろいろな動物が、ライフェンドレーエンでつくられています。