紅色に染まった1日でした。
  • ワークショップセミナー、今日は「紅」について学びます。
  • 浮世絵の絵具「片紅」は長く途絶えていましたが、米沢市紅花研究所の鈴木孝男さんがよみがえらせました。
  • 町田市大賀藕絲館が、その技術を継承しています。
  • 講師の梅原隆さん。
  • 館と鈴木さんの関わり、その技術について、伺います。
  • 続いて、館の片岡和子さんに紅花染と片紅づくりを教わります。
  • 紅花餅(はなもち)を木綿袋に入れ、数日水に浸けて、黄色い色素を抜きます。
  • 黄色い色素を絞り出します。
  • 袋の中の紅花餅(はなもち)を出します。
  • 炭酸カリウムを加えます。
  • よくなじませます。
  • 木綿袋に戻します。
  • バットの上で袋を絞ります。
  • 紅色の色素が抽出されます。
  • 液を40度に温めます。
  • 絹布を水に浸します。
  • 十水気を絞った絹布を染液に浸します。
  • 十分に染液を吸わせます。
  • 染液に酢酸を入れます。
  • 十分に水洗します。
  • 最初に絞った染液に酢酸を少量入れます。
  • 静かに割箸で混ぜます。
  • 紅の粒子が浮き上がります。
  • 木綿布を敷いたざるで濾します。
  • 水気を切ったものを「片紅」として使います。
  • ジャムのようなテクスチャーの絵具になります。
  • 町田市立国際版画美術館の上村さんが、片紅版画の摺りを行います。
  • 参加者も挑戦。
  • 天然色素ならではの優しい色合いに摺れます。
  • 紅色に染まった1日でした。
ワークショップセミナー、今日は「紅」について学びます。
ワークショップセミナー、今日は「紅」について学びます。