3回目の「音楽と美術のワークショップ」、今回は楽譜絵に挑戦します。
まずは自己紹介から始めます。
午前中は「音を描く;楽譜の歴史」のレクチャー。
講師は音楽史家、フェリス女学院大学学長の秋岡 陽先生。
現在の「楽譜」になるまでに、たくさんの試行錯誤がありました。
午後は、画家の徳永雅之先生による画材のレクチャー。
今回は5色の色鉛筆で描画に挑戦します。
色鉛筆を画面上で混色させて、さまざまな色を出します。
慣れたところで、音楽を聴きながら描画してみます。
いろいろなリズムや音色が、いろとかたちになってきました。
2日目は、課題曲を聴いて、楽譜絵を仕上げます。
混色のテクニックも参考にしてください。
午後は秋岡先生の「ミニマリズム音楽」についてのレクチャー。
20世紀の新しい潮流、「展開しない」音楽についてお話しします。
レクチャーの後はいよいよ楽譜絵の仕上げです。
出来上がった楽譜絵をみんなで見ます。
そえぞれの思いをコメントします。
同じ音楽でも、できた「楽譜絵」はさまざまです。
楽譜絵から、聴いていた音楽がイメージされます。
音楽と美術の接点が見えてきます。
最後に徳永先生の近作について、うかがいました。